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虫歯

毎日の食事をおいしく、楽しく!

バランスのよい食事は、健康な身体を維持するためには大切です。
毎日食べるからこそおいしく、そして楽しく食事をしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

楽しい食事も、もし歯が痛ければ……せっかくのおいしい料理が楽しめない、ということもあります。

虫歯はつらいけれど、いつごろに歯医者さんに行けばよいのだろうか……。
歯みがきが苦手だから、歯医者さんに行ったら怒られないかな……。

皆さまが持つ歯に関するいろいろな悩みや不安は、正しい知識を楽しく身につければ軽くなるかもしれません。

私たちは小さいころから歯みがきを続けていますが、「虫歯を防ぐのだろう」と、なんとなくは知っています。
このページでは虫歯の状態仕組みなどを知って、より虫歯の予防や治療への意識を高めていただくことを目的としています。

つらい食事ではなく、いつまでもおいしい食事を楽しむためにも、まずは歯の健康から一緒に考えてみましょう。

目次

虫歯になりやすい生活にご注意!

虫歯にはなりやすい習慣や状態があります。
これは日々の心がけによって改善できることがありますので、気になる方はチェックをしましょう。

  • 歯みがきの回数が少ない
  • 間食が多い
  • 歯科のチェックを受けていない
  • 歯周病がある
  • 歯並びが悪い
  • 口が乾燥しやすい

虫歯を知って予防につなげましょう

虫歯とはなんだろう

虫歯の痛みは非常につらいものです。
冷たいものを飲んだときにだけ出る痛みもあれば、夜も眠れないほどの痛みが出ることもあります。

まず虫歯についてしっかりと知って、そして対策や予防につなげていきましょう。

 

●歯は層でできている

私たちの歯は食べ物を噛み砕けるほどに硬く頑丈にできています。
カルシウムも歯を硬くする成分のひとつです。

ところが歯を詳しく見てみると歯は何層かに分かれていて、その構造があるからこそ頑丈になっていることがわかります。

歯の表側から順に、
・エナメル質
・象牙質
・歯髄
という層に分かれています。

歯髄には血管や神経がたくさん通っていて、歯と歯茎を繋ぐ部分です。

虫歯は歯の表面から徐々に内側へと進みます。
表面に近い部分の虫歯がだんだんと奥へと進んでくると、神経や血管などにダメージが及んでしまいます。
痛みという点でみると、表面だけの虫歯よりも、内側に近くなる方が強くなる傾向があります。

 

●虫歯には段階があります

表面から始まる虫歯は、奥のほうへ進むにつれて症状も重くなっていきます。
虫歯がどのような状態なのか、どの程度まで進んでいるのかを示す基準があります。

C0~C4の段階で分けられて、虫歯の進行度合いをあらわしています。

 

・C0

虫歯がはじまった状態です。
痛みはなく、歯の表面に白い点や黒い着色などが見られる段階です。

 

・C1

虫歯が徐々に進んだ状態で、エナメル質に穴が開いてしまった段階です。
まだ痛みはありません。

 

・C2

虫歯が進んで象牙質まで到達してしまった段階です。
冷たいものがしみたり、もう少し進むと温かいものもしみてしまいます。

 

・C3

歯髄まで虫歯が進んでしまった段階です。
神経に触れるため、非常に強い痛みがあります。

 

・C4

歯の噛む部分(歯冠部)がなくなって、根元だけになってしまった状態です。
この状態での痛みはありませんが、化膿しても痛みで気づけないため注意が必要です。

 

●虫歯のつらい症状

歯の構造は層に分かれているというお話をしました。
歯髄には多くの神経や血管が通っていて、象牙質にも神経が通っています。
一番外側のエナメル質には神経が通っていません。

痛みは神経を通じて伝わるので、虫歯がどの深さまで進んでいるかによって痛みの種類や強さが変わってきます。

虫歯が悪くなれば奥のほうに影響が出ますので、それだけ多くの痛みを感じる神経が刺激されてしまいます。
できれば痛みのない段階での虫歯でとどめておきたいものですね。

 

●大人と子ども、虫歯の違い

統計によると子どもの虫歯は減っている傾向にありますが、大人の虫歯は減っていません。
この理由として、大人の虫歯は以前に治療した虫歯が再発しているケースが多くみられるためです。

虫歯を治療した後に被せ物をしますが、長年使っていくうちに金属などが変形することがあります。
すると歯と被せ物の間に隙間ができてしまい、そこにプラーク(歯垢)が溜まって虫歯が進むという流れです。

以前の治療のときに歯を削っている分、痛みが出たときには神経の近くまで虫歯が進んでいることも少なくありません。

 

 

虫歯について歯の構造や痛みの仕組みなどをお話しました。

歯みがきなどによって虫歯になりにくい状態を作ることが大切です。
もしも虫歯になってしまった場合には、やはり早い段階で虫歯を見つけて治療を開始する方がよいでしょう。

痛みの少ないうちならばそれだけ早く治療も完了しますので、早期発見、早期治療が重要です。

早めの虫歯治療

頑張って歯みがきを続けても、虫歯になってしまうことはあります。
歯の表面からはじまる虫歯は、徐々に奥のほうへと進みます。

早い段階での虫歯であれば、治療に掛かる時間も費用も少なく済む傾向にあります。

虫歯になった歯はどのように治療していくのか、虫歯の段階ごとにみていきましょう。

 

●C0の虫歯

虫歯の初期は、歯からカルシウムが溶けだした状態です。
この状態であれば歯を削るのではなく、カルシウムが再び歯に取り込まれる薬を塗ることで治療が可能です。

 

●C1~C2の虫歯

虫歯が進んで歯に穴が開いている状態では、虫歯の部分を削り取ることがあります。
削った場所を埋めるように、コンポジットレジンという特殊なプラスチックで詰め物をします。
削る部分が多い場合にはインレーとよばれる被せ物を作成します。

 

●C2~C4の虫歯

虫歯が進んで神経まで到達している場合には神経を取って、その部分を埋めて治療を進めていきます。
歯の土台を作ってから、クラウンとよばれる被せ物で歯の治療を進めます。

 

●歯の欠損が多いとき

歯が虫歯などによって失われてしまった場合には、ブリッジとよばれる補強方法や、入れ歯、インプラントなどの方法で治療を進めていきます。

虫歯が早い段階で治療開始できれば、それだけ治療に掛かる時間も短くなります。
保険診療で虫歯の治療はできますが、目立ちにくい色合いや丈夫な素材を使用したい場合には、自費による治療も選択できます。

健康保険が使用できないので、価格が高くなります。
セラミックやゴールドなどで知られる材質での被せ物は自費、と考えてよいでしょう。

虫歯を予防しましょう!

食事によって出てしまうプラーク(歯垢)を除去することを意識しましょう。

正しい歯みがきの方法を指導してもらい、歯の隙間などを掃除するときには歯間ブラシやデンタルフロスを使用します。
力を入れ過ぎた歯みがきでは歯茎を傷つけてしまうおそれもありますので、正しい力の入れ方を覚えることが大切です。
うまく歯みがきができない場合には、電動歯ブラシなどを利用して綺麗にする方法もあります。

口の中が乾燥しないようにうがいをしたり、間食の後には口をゆすぐ、などの習慣づけも虫歯の予防につながります。

そして定期的に歯科で歯の状態をチェックしてもらうことが重要です。
痛みがない状態での虫歯の発見や、歯がうまく磨けていない部分を指導してもらうことも期待できます。

虫歯は早期発見、早期治療であればあるほど好ましいといえます。
ご自身でできる予防やケアとともに、歯科医によるチェックも忘れないようにしましょう。

いつまでも楽しい食事ができるよう、毎日の心がけを大切に!

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