
顎関節症にご注意
食事のときにうまく口が開かない……なんだか飲み込むときに痛みがある……。
以前に比べるとはっきりと口を開いて声を出さなくなった気がする……。
顎の動きが原因でいろいろな症状があらわれることがあります。
もしかするとその悩みは「顎関節症」が原因かもしれません。
口を開けるときにカチッと音がしたり、顎を左右に動かすとパチっと音がしたり。
大きな口を開けて食べ物をほうばることが苦手になる方もいます。
顎の関節が不調になると、口の開き方だけではなく頭痛などさまざまな症状に悩まされることもあります。
そうした顎関節の不調を総称した呼び方が「顎関節症」です。
このページでは顎関節症について、その多岐に渡る原因や対策、予防から治療までお話をしていきます。
しっかりと噛むことが美味しいご飯を十分に味わうコツかもしれません。
顎の不調や違和感にお悩みの方は、ぜひご覧になってください。
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目次
このような症状は顎関節症かもしれません
顎関節症は特定の病気の名前ではなく、顎関節や咀嚼筋の異常などによってあらわれるいろいろな不調を総称した名前です。
以下のような症状は顎関節症に多くみられる症状ですが、他にもさまざまな症状が考えられます。
- 口を大きく開けなくなった
- すぐに顎が疲れてしまう
- 飲み込むときに顎や喉が痛い
- 硬い物が噛めなくなった
- 顎から頭にかけて痛みがある
- 顎を動かすとカチっと音が鳴る
顎関節症とは
顎関節症を知ろう

平成28年の厚生労働省歯科疾患実態調査では、口を大きく開け閉めしたときに音が鳴る方は約15.0%というデータがあります。
音が鳴るといっただけで治療を開始することはあまり多くありません。
顎関節症は原因や進行度合いによっては、全身にさまざまな症状が現れることもあります。
●顎関節症の全身症状
頭痛や肩こりなど筋肉の緊張から起こされる症状だけではなく、耳鳴りやめまい、眼の疲れ、歯の痛みなどの症状も起こり得ます。
重い症状としては、飲み込みにくさ、息苦しさ、手足のしびれなどの症状があげられます。
こうした症状から顎関節症が疑われる場合には、治療を含めた処置が必要となってきます。
顎関節症は原因が多岐に渡るため、障害の発生している部位によって大きく4つに分類されます。
●咀嚼筋痛障害(Ⅰ型)
飲み込むための筋肉が痛む状態です。
はっきりとした痛みのメカニズムは不明な点も多いですが、筋肉や筋肉を包む膜が痛むケースが多いとされます。
●顎関節痛障害(Ⅱ型)
無理に硬いものを噛む、大きなあくびをするなどの原因から顎の関節に炎症が起こってしまうタイプです。
噛み合わせの悪さや、歯ぎしりによって起こる方もいます。
●顎関節円板障害(Ⅲ型)
顎関節症の中でもっとも多くの患者様がいるタイプで、6割~7割の方がこのタイプに分類されます。
MRIで確定診断を行うこともあります。
口を開け閉めするときにカチっと音が鳴る方もいます。
●変形性顎関節症(Ⅳ型)
顎の関節が変形してしまった状態です。
全身の関節に炎症や破壊が起こってしまう方で、顎の関節にも同じ影響が出た場合も含まれます。
顎関節症は原因によって進行の度合いや治療法が異なります。
歯科の受診で原因を確認し、もっとも適切な対処が行えるようにしましょう。
顎関節症の原因

顎関節症はいろいろな原因から起こってくることが知られています。
まだわかっていないものもありますが、多くみられる原因を紹介します。
●噛み合わせ
噛み合わせの悪さから顎関節症になる方がいます。
そのほかにも顎関節の構造上の問題から顎関節症につながることもあります。
●ストレス
顎の筋肉が過度に緊張を続けてしまうことで顎関節症になることがあります。
大きなストレスによって筋肉が緊張することは、顎関節症だけではなく肩こりや頭痛にいたることもあります。
●くせによるもの
頬づえをつくくせや、唇を頬の内側を噛むくせ、食いしばりや歯ぎしりなどのくせによっても顎関節症が起こることが知られます。
●姿勢の悪さ
うつぶせ寝や猫背など、姿勢の悪さから顎関節症を起こす方がいます。
また、長時間のスマホ操作やパソコン操作によっても顎関節症につながることがわかってきました。
ここにあげたものは原因の一部とお考えください。
それぞれが原因となることも、原因がいくつも重なって起こることもあります。
今後の研究によって顎関節症について、さらにわかることが増えてくると思われます。
現状では日ごろの習慣が大きな影響を与えることがわかっています。
また、歯科で治療の対象となる原因も多く含まれています。
定期的な通院は顎関節症の対策を考えるうえでも重要といえるでしょう。
顎関節症の治療

顎関節症の原因は問診によって確認をしていきます。
問診によって原因と思われる見当がついた場合には、必要な治療を行っていきます。
●生活習慣の改善
頬づえや姿勢の悪さが原因の場合には、悪い習慣をなくすように指導を行います。
また顎の筋肉や関節に大きな負担をかけないように、硬い食べ物を避けるようにします。
●筋肉の緊張を解く
ストレスから顎の噛みしめなどの大きな力がかかることがあります。
その場合にはストレスを軽減する生活の指導や、ストレッチなどの理学的な指導もします。
●歯並びの悪さ
不正咬合といって、歯並びの悪さが顎関節症の原因と考えられた場合には歯科的な矯正を行うことがあります。
また歯ぎしりによる顎関節症の場合には、マウスピースを用いて顎関節を保護します。
多くの場合は顎関節症による痛みでお悩みのことが多いので、症状の緩和を目標にします。
症状が軽くなったのちに、必要であれば歯列矯正やマウスピースなどを行うことが一般的です。
歯科ではさまざまなアプローチから顎関節症の発見、治療につとめています。
しかし設備的な問題もあり、そのすべてを歯科医院でカバーすることは難しいといえます。
そのため各医療機関などとも連携をとり、患者様にとってもっとも適した治療方法を選択していきます。
顎関節症のセルフケア

歯科で専門的な治療をするだけではなく、顎関節症にはご自身が行うセルフケアも重要です。
ご自宅でもできるセルフケアの一例をご紹介しますので、気にかかる方はぜひお試しください。
●くせの認識
上下の歯がついている状態は顎の筋肉が緊張している状態です。
無意識のうちに上下の歯がついていることも多いので、その状態をしっかりと認識させます。
また頬づえや悪い姿勢なども意識的に改善ができるように生活を見直してみましょう。
●口を開く練習
ある程度の力を上下の顎にくわえて、口を開きやすくする練習です。
指を添えて押すように口を開きます。
ただし大きな痛みが出る場合には行わないでください。
●顎をリラックス
意識的に顎の力を抜いてリラックス状態にさせる方法です。
顎が疲れているときには疲れを取るようにしましょう。
緊張状態を続けず、緩急をつけた筋肉の動きを意識します。
●マッサージとストレッチ
筋肉のこりを取るために、指で軽く回すようにマッサージをする方法があります。
顎の関節周辺をマッサージすることで、余計な力が加わっている場合には気づくことができます。
またストレッチによる顎の柔軟さも期待できる効果といえるでしょう。
このような方法によって顎関節症の予防や症状の軽減につながることが期待できます。
しかし治療が必要な場合に無理をして、悪化させてしまうことは避けましょう。
虫歯などの病気で顎関節症と似た症状が出ることもあります。
定期的に歯科を受診して、口の中のケアと一緒に顎関節症の対策を習慣づけましょう。
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また毎日のセルフケア方法についてもお伝えしています。
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