
親も知らない子の成長
子どものころの歯(乳歯)は身体が成長すると生え変わり、永久歯が新しい歯として機能していきます。
ほとんどの歯は多くの場合、親御さんがお子さんの世話をしている時期に生え変わります。
抜けた歯を大切な思い出として保存する方もいます。
そうした印象的なストーリーがある一面で、嬉しいけれど少し寂しいようなストーリーが歯にはあるのです。
お子さんが成長をして、親御さんの大きな庇護がなくても大丈夫になったころ。
それほど親御さんがお子さんの身を案じ続けなくてもよくなるころに生えてくる歯があります。
親の知らないところで生えてくる歯。
それが「親知らず」です。
しかし親知らずはあまりよいイメージを持っている方が少なく、むしろ抜歯した方がよいという印象をお持ちの方もいます。
これはなぜなのでしょうか。
このページでは親知らずについて親子で学び、対処が必要なのか不要なのか、その基準などについてもお話ができればと思います。
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目次
抜歯した方がよい親知らずとは
親知らずは痛みが出ることや腫れることでつらい思いをされる方がいます。
しかしすべての親知らずを抜くのではなく、悪影響が出る場合に抜くことが一般的です。
- 親知らずが横向きに生えている
- 親知らずが顎骨にほとんど埋まっている
- 膿が溜まったり、虫歯を起こしている
- 隣の歯を押しのけるように生えている
- 噛み合わせに問題がある
- 歯ブラシが届かないような生え方
親知らずを知ろう
親知らずとは

「親知らず」は、
たしかに名前はよく聞きますが、口のどこに、いつごろ生えるのでしょうか。
なぜ親知らずを抜いた話を耳にするのか、親知らずについてご説明をしていきます。
●どこに生える?
親知らずは奥歯のいちばん奥に位置する歯で、「第三大臼歯」が正式名称です。
「智歯(ちし)」ともよばれる歯のことで、前歯から数えて8番目の歯が親知らずです。
上の左右と下の左右、親知らずは合計で4本あります。
●必ず生える?
上下左右の4本と説明しましたが、1本も生えない方や2本だけ生える方などの差があります。
また生え方もそれぞれです。
歯の半分だけ口内に出て半分は歯肉に埋まっている場合や、すべてが顎骨の中に埋まっていることもあります。
●いつごろ生える?
すべての歯の生え揃いが15歳前後だとすると、親知らずは10代後半~20代前半くらいまでに生え始めることが多いとされます。

●抜歯の基準
親知らずがあるからといって、そのすべてを抜く必要はないという考え方が現在では一般的です。
しかし、親知らずが他の歯を変形させるように生えてしまうケースや、まっすぐではなく横向きに生えてくるケースでは抜歯が検討されます。
また、虫歯や歯周病による影響が出た場合にも抜歯の可能性があります。
●悪影響の可能性
親知らずが歯肉に埋もれている状況では、歯肉の炎症が起きやすくなっています。
智歯周囲炎(ちししゅういえん)という病気では、炎症の程度によっては顎が腫れ上がる、口が開きにくい、などの症状が出ることもあります。
他の歯を強く押すように生えてしまった場合には、歯と歯の重なった部分には歯ブラシが届きにくく、結果的に虫歯や歯周病になりやすいといえます。
体がある程度大きくなったあと、歯科の健診によって親知らずが確認されることもあります。
他の虫歯や歯周病予防などと同じく、親知らずの影響を歯科医に確認してもらうことが重要です。
親知らずを抜くリスク

親知らずが悪さをしているときには抜歯をすることがあります。
しかし抜歯は後戻りのできない手術で、メリットとデメリットを知ったうえで受ける方が適切だといえます。
ここでは親知らずの抜歯について、安全性やデメリットを含めてお伝えしたいと思います。
抜歯のメリットとデメリットをしっかりと知ってから、実際の抜歯を決定することをおすすめします。
●抜歯後の腫れや痛み
抜歯は歯そのものを取り除く行為です。
麻酔を使用するリスクや、歯肉を切った処理には出血も伴います。
抜歯後には感染を防ぐための処置も必要となります。
また親知らずに限らず、抜歯後には抜いた部分の腫れや痛みが出てしまいます。
通常は時間の経過とともに治まっていきます。
●下あごは神経に近い
あごの下側には歯への神経だけではなく、唇や舌の神経なども走っています。
とくに下あごは神経に近いこともあり、抜歯によって唇がしびれたり、味がわからなくなる可能性があります。
多くは時間の経過で軽くなっていきますが、場合によっては長い間そのまま影響が残ってしまう場合もあります。
●口腔外科で抜歯することも
親知らずの生え方が横方向に向かっていることがあります。
また、麻酔がうまく使えない方、口を開け続けることが難しい方などは一般の歯科医院では抜歯ができないこともあります。
その場合には病院の口腔外科などに転院する必要があります。
身体の状態によっては入院が必要となるケースもあります。
ご自身の身体の状態について歯科医師に十分な説明を受けましょう。
●親知らずの利用
親知らずを抜かなければ、将来的に近い歯を失ってしまったときに利用できる可能性があります。
失った歯にブリッジを使用する際には、親知らずを土台にすることがあります。
また、他の失った歯の代わりに移植ができる可能性もあります。
抜歯のリスクを踏まえたうえで歯科医師との相談を経て、今後の処理を決定しましょう。
親知らずの抜歯とその流れ

親知らずの抜歯は麻酔を使用した手術となります。
1.麻酔が効いていることを確認します
2.歯と歯肉の間にすき間を作ります
3.てこの原理で歯と土台の骨を外します
4.ぐらついた歯を抜きます
5.悪くなった組織が残っている場合には掻き出します
6.縫合が必要な場合には縫います
7.ガーゼで止血することもあります
このような流れで抜歯が行われていきますが、親知らずの生えた向きや他の歯への影響によっては違いが出ます。
歯肉をメスで切り開いてから処置を行うケースや、抜く前に歯の一部を切断するケースもあります。
具体的な手術の方法については担当医に納得のいく説明を受けましょう。
手術の費用は保険適用がされるため、3割負担ならば手術費用は数千円以内に留まります。
しかし親知らずの生え方や、神経との近さなどによっては詳細な画像診断が必要となる場合もあります。
また手術後の薬の量や種類によっても費用に違いが出てきます。
どのような状態になっているのか、どこの親知らずを何本抜くのか、そうした具体的な方法を含めて、しっかりと歯科医と相談しましょう。
診療案内
MEDICAL
一般歯科
むし歯や歯周病の予防や治療、入れ歯、義歯など歯に関する治療を行います。
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生涯を通して、「健康な歯」でいるために、むし歯を予防するための歯磨き指導や予防措置を行っています。
また毎日のセルフケア方法についてもお伝えしています。
小児歯科
お子様のむし歯の治療、歯磨き指導、フッ素塗布、食事指導、乳歯の抜歯を行っています。
審美歯科
歯の本来の機能を回復することを重視しつつ、より白く・歯並びを綺麗に揃える・歯の形を良くするなど、美しさを視野に入れた治療を行います。
ホワイトニング
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インプラント
むし歯や歯周病などで抜けた箇所に顎骨部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込む治療法です。
矯正歯科
歯の矯正方法「全顎矯正治療」「部分矯正治療」「インビザライン (マウスピース矯正)」についてご紹介しています。
小児簡易矯正
永久歯に生え変わる前の時期からマウスピース型の取り外し可能な簡易矯正を行っています。「歯ならび」「咬み合わせ」が気になるお子様におすすめしている矯正方法です。
検査
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歯周病検査
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